ザナドゥ・ネクスト(Falcom)

一言で言えば、王道中の王道を行ったRPG、ですね。
だからといって面白くないわけではないのは、手前が約一週間夢中になっていたことから窺い知れると思いますが(笑)
Falcomはホント、こういうのを作るのが上手いですよねぇ。



個人的に一番のポイントは、ダンジョン探索中に発見する石版と古文書。
石版には、ザナドゥ(一作目のほう)から今作までの間に起こった、ドラゴンスレイヤーに纏わる事件が綴られており、古文書はその事件の重要人物の手記という体裁になっております。
これらを主人公のパートナーに解読してもらうことで、過去起こった事件の概要を把握できるという仕組みになっているのです。


徐々に明かされる歴史に刺激され、先を読みたいからこそ、ダンジョン探索に一層の気合が入っていました(笑)
とはいえ、そうやって理解できたのは真相の入り口、しかも表側から見たものだったのですが・・・・・・。
ラストはちょっと物悲しくも、爽やかさを残してくれました。


キャラ関連でいえば、相棒のシャルがいい味出してます。
健気で甲斐甲斐しく、主人公をサポートしてくる姿に、多くのオニイチャンが心打たれることでしょう(笑)
綺麗どころでは祭司のリーゼがいますが、彼女は・・・ねぇ・・・察してくださいw
あと、主人公にも台詞があっても良かったんじゃないかと思ったり。


最後の最後はネタバレ感想。
といっても短いですが(笑)
他の解決方法があっても良かったんじゃないかとも考えましたが(というか、プレイ中それを期待したりもしました)
好意を持った人の手で葬られ、フローレットとともに封印の礎となったことは、リーゼにとって幸せなことなのでしょうね。
また、誰かの願いのために剣を振るう、騎士道を貫くためにも、主人公にとって避けては通れない道だったのでしょう。
そう考えれば、あの終わり方は妥当だったのだと、今は思います。


で、EDの『White Lie in Black』がとってもいい曲だったので、サントラほすぃ・・・iTunesMusicストアで売っているかしらん〜(笑)