第20話『その 影のない招くものは・・・』

アニメ第二期も、残すところあと6話ですか・・・途中参戦ではありますが、あっという間だったような、お腹いっぱいだったような(笑)
出来ることなら、アニメオリジナルの話も、もっと観てみたかったです。
というわけでスタッフさん、TVの次はOVAでどっすか?(笑)


さて今回は・・・サン・マルコ広場の怪談話キター!(笑)
作画も含めて、気合の入った回でした。


藍華は語る。
怪談を灯里に話す藍華、切れ長の目が否応なしに雰囲気を盛り上げています。
後ろからそっと手を置いたアリスは、きっとワザとです(笑)


練習中、アリスと藍華は灯里の不思議体質を気遣ってましたが・・・それでもああ、灯里は踏み込んでしまうのね(汗笑)


黒き花嫁漆黒のドレスを着た女性=喪服女(勝手に命名w)
CV篠原恵美さんなわけですが。
怖い、でっかいガクブルです、萌え〜(えー
タイトルに『その影のない〜』と付いていましたが、そういう描写がなかったのがちょっと残念。
灯里が足元を見ていそうな場面はあったので、尺の関係で削られたのでしょうかね。


サンミケーレ島を臨めるところまで、続々と集まってくる猫たち。
ケットシー登場の伏線なのでしょうけど、見方によっては喪服女の原因が、猫にあるかのような、ミスディレクションですね(笑)


周囲の木々をざわつかせ、ケットシー参上。
原作ではアングルの関係上、判りにくかったですが、安心させるために自身の肉球で灯里の頬を撫でていたのですね(笑)
ぷにぷに感がナイスです。


灯里帰還。
少しずつ思い出して、徐々に顔が引きつる灯里が、その恐怖具合が出ていて良い感じ。
ここでアリシアさんの登場は当たり前、というか原作で出てこなかったのが不思議なくらいですね。
たぶん、ページの関係とテンポを重視したのでしょう。


元・処刑場、というショッキングな史実。
平穏なネオ・ヴェネツィアだからこそ、増幅される畏怖。
加えて、数多くの目撃情報(見間違い含む)などなど。
様々な要因によって、濃縮された想念が凝り固まったのが、『喪服女』ではないかと。
そんな風に解釈しておきます。
・・・本当は、こういうものの根っこは、曖昧にしておいたほうが面白いのですが。
何かしら理由付けをしておかないと、怖くてやってられないものです(笑)
だからこそ、妖怪の怪説本とかが好きなのかもしれません。


※喪服女こと噂の君についての考察を書いたので、興味がある方はどうぞ〜→http://d.hatena.ne.jp/TSUMUJI/20070122/1169470325



さて次回は、予告タイトルだけで判ります『銀河鉄道の夜
キターーーーーー ̄□ ̄ーーーーーーーーー!!
原作では短いお話なので、追加エピソードテンコモリと予想。でっかい楽しみです(笑)