第2話『訓練』

今回は、ツヴァイの暗殺者としての訓練を受けるお話。
前回と違い、基本は訓練模様のみで構成されています。
じゃあ、誰も死なないんだね、と思いきやさにあらず(笑)
ファントムな一シーンも、用意されておりました。



アバンタイト・・・ってあれ?
OP前のアバンタイトルは、毎回あるかと思いきや2話には無し。
第一話限定だったのか、それとも演出上第2話には入れなかったのかは判りませんが。
毎回のOPへの入りを、ちょっと楽しみにしていたので、少し残念です。



あなたはツヴァイ。2人目のの私
麻酔から覚めたツヴァイに、アインによる状況説明。
はじめに呼びかけたとき、顔を半分ドアに隠していたのは、意味深そうでそうでもなさそうな(笑)
この状況説明も、ほぼ原作どおり。
組織に従わなければぬっころしますよ〜、というシンプルな脅しです。
ところで、ツヴァイは前話のラストから引き続き、裸のマンマですが・・・・・・見たところチ○ビが描きこまれていない様な。
アレですか、変な修正はなくとも、男でもやはりアウトですか(笑)
いや、アニメータさんが誰も、描きこみたがらなかっただけかもしれませんが(笑)


インフェルノ報告会
TVニュースを流しながら、組織のトップクラス幹部による会合・・・・・・なのはいいんですが、マグワイヤさんは何で風呂に入りながらですか?(笑)
前話でも、一人だけでっかいくつろいだカッコで杯を傾けていましたが・・・なんともアニメ版のマグワイヤさんは、色々とフリーダムなようで。
ていうかツヴァイにしろマグワイヤさんにしろ、女性向けを狙っているような気がして仕方がないワナ(笑)


長い夢になるわよ
原作での名台詞キターーーーーー!!w
カットせずにちゃんと入れてくれるのは嬉しいです(笑)
銃口を向けていたグロックのグリップを、ツヴァイに差し出すアイン。
劇中で受け取らなかったのは、ツヴァイ自身に迷いがあるからでしょうか。


訓練開始
レーニングウェアに着替え、特訓の始まりです。
ところで、第一話から思っていたことですが、アニメ版のアインはOVAとおなじく妙に胸の辺りが大きっ

ドスッ!!
※TSUMUJI(代役:パンチホッパー)はナイトガンダムにとっつかれましたw


繰り返す日々
筋肉トレーニング、炎天下のランニング、アインとのスパーリングなど、基本的に身体を酷使するメニューを消化するツヴァイ。
原作では、夜になるとラジオなどを教材に、英会話レッスンもありましたが、そこらへんはカットされた模様。
まぁ、最初から皆、日本語でしゃべってますからね(笑)
合間に、サイスとクロウディアの会話が挟まれましたが、そこで語られているように、ハードな特訓により余計なことを考えられなくなっていく様が、よく描かれています。
とくに目とか眼とか(笑)


射撃訓練
まずは基本となる銃の持ち方ですが、カメラアングルで強調されていますが(笑)ツヴァイの腕を支えるときに、アインの胸が当たってます。
が、そんなことには目もくれず、淡々とアインの説明に耳を傾けるツヴァイ。このときはもう、完全にスイッチが入ってますなぁ・・・。
アインの調教は、着実に進んでいるようです(マテw
撃って撃って撃ちまくる日々。ちゃんと、引き金→ハンマー起きる→ハンマー落ちる→発砲、のメカニズム通りに描写されているにハァハァ( ̄□ ̄*
雨にも負けず、風にも負けず、って雨が降っていたらさすがに屋内に移動しませんか(笑)
まぁ、最近の弾丸の火薬は、そう簡単には湿気らないように出来ているそうですが。



ある日の出来事
暗殺任務に呼ばれて、お出かけするアイン。
そして、ローテーションのメニューの一巻と思われる、銃の手入れをしているツヴァイのところへ、クロウディアさんの影が(笑)
クロウディアの車があんな物影にあったのは、おそらくサイスには何もいってなかったからでしょうねぇ。
インフェルノの組織についての説明と、アインが『ファントム』と呼ばれる所以など、ツヴァイが知りたい(と思っているであろう)ことを語ってくれるクロウディア。
インフェルノの組織については、やはり若干の省略がされていますね。まぁ、物語に深く関係するわけではないので、厳密にされてなくてもモーマンタイ。
さりげなく指に触れたり、耳元で囁いたりするクローディアさんですが、当のツヴァイは基本ガン無視(笑)
しかし、例の一言は思考停止していたツヴァイを揺り動かしましたね。


『スピードよ、ツヴァイ』
たとえ誰かのもとで生かされている境遇でも、自分で決められる自由はある。
自分の意思次第で、誰よりも速く駆けられる。
自分を奴隷と思っているうちは、虐げているものに勝ちを譲ることになる。
ツヴァイに語りながらも、自分にも言い聞かせていることですね。
この時点でのクロウディアは、ツヴァイがサイスの完全な言いなりにならず、かつ自身の手駒に自分の意思でなるように、布石を打っている最中です。
本当のことは全て語っているわけではないですが、これだけはクロウディアの本心であろうと思います。


一方、そのころのアインさんは
淡々と狙撃任務を遂行していました。
原作でも、任務に向かうところは描かれていましたが、その模様が描かれるのは初めてですね。
アインの体格からすれば、相当に大きくみえる狙撃ライフル。その様はまさに、銃+美少女という言葉がピッタリです。
狙撃を終えて、ライフルケースに銃を直し、空薬莢も回収して、ケースを持ち上げながら
『よいしょ』はありませんでしたorz
すこし、期待したというか、いってもおかしくないタイミングだったのですが(笑)


わすれていた言葉
クロウディアとの会話が、ツヴァイの中に眠っていた人間らしい感情を呼び起こしたようで。目も元に戻ってます(笑)
帰ってきたアインさんですが、なぜシーツをあんな大振りアクションでどけたのかは判りません(笑)
着替え中のアインに、すこししどろもどろに話しかけるツヴァイですが、ウェアの下を脱いだあたりでつい後ろを向いて、ってこんな変化が妙にこそばゆい(笑)
たぶん、コレ以降はなかなか無いかもしれない、純情さを残したツヴァイでした。


心を殺して、人を殺す
ツヴァイが感銘を受けたクロウディアの言葉も、アインには届かない。
サイスの調教にも寄るんでしょうが、すでに何人も実際に殺しているアインだからこそ、ツヴァイの語ることが儚いものだとわかっているのでしょうね。
心を殺さなければ殺せない。もっともそれは、本当は殺したくないという気持ちの裏返しではあるんですが。


『撃ちのよ、ツヴァイ』
いずれくる人を撃つ時のために、生き残るために。
最後に空薬莢が2個、ころがって触れるのは、誰を暗喩しているのか。意味深です。



今回は1話と違い、それほど大幅なアレンジはなかったと思います。
原作にはなかったシーンの追加などは、GJといわざるを得ませんし(笑)
そんなわけで次回、第3話『実践』をお楽しみに〜。
っていっても東京方面はもう、今晩なんですけどね!(爆)